「保護」と「保存」の違いとは?意味や違いを簡単に解釈

「保護」と「保存」の違いとは?二語の違い

この記事では、「保護」「保存」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「保護」とは?

今ある資源を将来にそのままの形で残していけるように守る活動を「保護」【ほご】といいます。

例えば、奈良時代から大事にされている仏像が劣化して壊れたりしないよう紫外線を避けた場所に保管したり、定期的に薬を塗って表面の塗装を剥がれないようにするのです。

また、戦争が起きたとき飼い主を失った犬猫を一時的に引き取り、餌を与えて飼育して預かる行為を指します。

「保存」とは?

生存する生き物だけではなく、価値がある自然環境に目を向けて保つことを「保存」【ほぞん】といいます。

あくまでも人間のために今ある自然を守るのではなく、山や森のあるがままの姿を大切にするのです。

そこに住む野生動物が生きやすい環境を保つためお金をかけたり、人間が動いて守ります。

また、「保存」は自然を配慮した建築を考えたり、ダムや道路を造るのが課題となるのです。

「保護」と「保存」の違い

ここでは「保護」「保存」の違いを、分かりやすく解説します。

戦争の脅威から建物や物を守る行為を「保護」といいます。

破壊されないように安全な場所に移動させたり、頑丈な箱の中に入れて、人に見つからないよう地下の倉庫に入れるといった行動を指すのです。

また、怪我した部位を消毒したり、逃げ出した爬虫類を一時的に警察署で預かる行為を指します。

もう一方の「保存」は自然のため人間が力を出し合って伐採したり、荒れた森林に手を加えて木々がなる山に戻す活動するのです。

「保護」の例文

・『暑さに弱い魚を涼しい場所に移して保護した』
・『国宝の花瓶が割れないよう万全な状態で保護する』

「保存」の例文

・『貴重な水源を守り、生物多様性のため保存活動に参加した』
・『5年は保存できる水や缶詰を大量に買って倉庫に置いた』

まとめ

保つという意味を持つ「保」を使いますが、「護」「存」にはまた違う意味を持ちます。

どう守るか調べてみれば違いを比較しやすくなるでしょう。