この記事では、「シトラス」と「レモン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「シトラス」とは?
シトラスとは、ミカン属に属する果樹全般を指す言葉です。
シトラスはミカン属の学名で、“citrus”を日本語読みした言葉になります。
柑橘類とほぼ同じ意味で、果実は爽やかな香りを持っています。
シトラスには、温州みかんやオレンジ、レモン、すだち、かぼす、ライム、ゆず、グレープフルーツなど色々な種類があります。
また、シトラスは柑橘系の香りを表す場合もあり、アロマやフレグランスなどでも用いられています。
甘酸っぱい爽やかな香りを表します。
「レモン」とは?
レモンとは、ミカン科ミカン属に属する果樹と果実のことをいいます。
インドのヒマラヤ山麓が原産とされ、英語の“lemon”をそのまま日本語読みした言葉になります。
レモンの学名は“citrus limon”です。
レモンの果実は最初緑色をしていますが、熟すと黄色になります。
レモンの原種のシトロンは、地中海沿岸地方で主に栽培されていました。
それがヨーロッパ等にも広まり、現在は日本でも栽培されています。
寒さに弱いので、冬に暖かくて乾燥する気候が向いています。
日本では瀬戸内海地方が主な産地になります。
レモンは強い酸味があり、そのまま食べることは少ないです。
レモンティーにしたり、カクテルの飾りやスイーツの材料にしたりします。
また、唐揚げなど揚げ物にかけたりドレッシングにしたりすることもあります。
「シトラス」と「レモン」の違い
シトラスはミカン属に属する果樹全般のことで、レモンもその1つになります。
シトラスにはレモン以外にも、温州みかんやオレンジ、グレープフルーツ、ゆず、すだち、かぼす等色々な種類があります。
また、シトラスは柑橘系の香りを表す場合もあり、フレグランスなどでも使われています。
まとめ
シトラスはミカン属に属する果樹全般を指す言葉で、レモンもその1つです。