「肺炎」と「風邪」の違いとは?分かりやすく解釈

「肺炎」と「風邪」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「肺炎」「風邪」の違いを分かりやすく説明していきます。

「肺炎」とは?

「肺炎」とは?

「肺炎」の意味と概要について紹介します。

意味

「肺炎」「はいえん」と読み、「気管支の末端や、周囲にある肺胞という器官にウィルスなどの病原体が入り込み、炎症を起こす病気のこと」という意味です。

肺胞は酸素と二酸化炭素を交換する役割がある為に、呼吸器に影響が出ます。

概要

「肺炎」は37度を超える熱が数日間続き、全身の倦怠感や悪寒などの症状から、咳が止まらずに息切れ・呼吸困難を起こす場合も多くあります。

「肺炎」「風邪」とは炎症を起こす部位が違い、大きく分けて2種類があります。

「気管支肺炎」は、咳やたんが特に強く「コロナウィルス」はこちらに分類され、「大葉性肺炎(たいようせいはいえん)」は高熱や胸痛を伴います。

「風邪」とは?

「風邪」とは?

「風邪」の意味と概要について紹介します。

意味

「風邪」「かぜ」と読み、「かぜ症候群というくしゃみや咳などの症状を伴う病気のこと」という意味です。

ほとんどの場合はウィルスが原因です。

概要

「風邪」は、「急性上気道炎」とも呼ばれ、鼻から喉までの上気道がウィルスに感染して起きる症状です。

くしゃみや咳、鼻水、喉の痛み、たん、熱などの症状があります。

一般的に4日~5日もするとウィルスが抜けて、自然治癒するのが特徴です。

インフルエンザと違い、一気に高熱が出たり、倦怠感や筋肉痛などの全身症状は少なくなりますが、あくまで個人差があります。

「肺炎」と「風邪」の違い!

「肺炎」と「風邪」の違い!

「肺炎」は、「最近やウィルスなどの病原体が肺胞に感染して炎症を起こすこと」です 「風邪」は、「主に上気道に起きる急性感染症のこと」です。

まとめ

まとめ

「肺炎」「風邪」は、ウィルスに感染する部位が違います。

どちらもウィルス性ですので、しっかりと手洗いやうがいをするなどして予防しましょう。