この記事では、「期間工」と「契約社員」の違いを分かりやすく説明していきます。
「期間工」とは?
「期間工」の意味と概要について紹介します。
意味
「期間工」は「きかんこう」と読み、「自動車メーカーや、半導体工場に勤務する契約社員のこと」です。
メーカーと直接雇用契約を結び、福利厚生なども正社員と同じ扱いになります。
概要
「期間工」は、昔は農村地域の人が冬場に出稼ぎとして工場で働くことを言い、「季節工」「季節労働者」などとも呼ばれていました。
メーカーと直接契約を結び正式に雇用され、1年以上働くと失業保険が受けられるようになります。
但し、同じ会社に勤められるのは最長でも2年11か月と定められています。
「契約社員」とは?
「契約社員」の意味と概要について紹介します。
意味
「契約社員」は「けいやくしゃいん」と読み、「契約期間が決まっている非正規社員のこと」という意味です。
労働契約は1年ごとに更新され、継続する場合もあれば、終了する場合もあります。
概要
「契約社員」は、「期間工」や「臨時雇用社員」なども含み、最初から雇用期間が定められていて、会社と直接契約をしている人のことで、「期間契約社員」とも言います。
「期間工」と呼ばれるのは、「工場で働く契約社員」であるからという理由です。
期間が決められているだけであり、待遇は正社員と同じになります。
「期間工」と「契約社員」の違い!
「期間工」は、「期間が定められている契約社員で、工場に勤務すること」です。
「契約社員」は、「期間が定められている契約社員で、配属先が限定されていないこと」です。
まとめ
「期間工」は「契約社員」のうち、工場に勤務する人のことを言います。
正社員と同じ待遇が受けられて、失業保険も貰えるというメリットがあります。