この記事では、「アビリティ」と「キャパシティ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アビリティ」とは?
「アビリティ」の意味と使い方について紹介します。
意味
「アビリティー」は、英語の“ability”が日本語化した言葉で、「能力」「才能」「素質」という意味があります。
使い方
「アビリティ」は、仕事において人が発揮できる能力に使われる言葉です。
「彼女にはアビリティがある」は、「彼女には能力がある」という意味で使われます。
その人や物が身に付けている実力のことであり、得意・不得意や、その日の調整具合や体調などにより変化することもあります。
主にベストな状態で出せ実力を評価する言葉です。
「キャパシティ」とは?
「キャパシティ」の意味と概要について紹介します。
意味
「キャパシティ」は、英語の“capacity”が日本語化した言葉で、「収容量・収容力・度量」という意味があり、「キャパ」とも言われます。
使い方
「キャパシティ」は、本来英語では「度量・容量・収容量」という意味で使われ、日本語でも同じ意味で使われますが、日本語の場合は「容量がある=能力もある」という意味で使われることもあります。
「仕事のキャパシティが高い」と言えば、「仕事をこなす能力が高い」という意味になります。
しかし最も多く使われるのは「度量」という意味です。
「このホールのキャパは300人だ」は、「実際に何人収容できるか」という意味で、「あの人は冗談のキャパが広い」は、「冗談に対して寛容である」という意味になります。
「アビリティ」と「キャパシティ」の違い!
「アビリティ」は「その人や物が身に付けている能力や実力」です。
「キャパシティ」は「その人や物の度量や収容量、またはこなせる能力」です。
まとめ
「アビリティ」と「キャパシティ」は、「能力」か「度量」かという点が違います。
外来語ですので適当に覚えて使わない様にしましょう。