ネット上で「キボンヌ」「イボンヌ」という言葉を見掛けることがあります。
一体どの様な意味なのか、似ているのには何か理由があるのかを紹介します。
「キボンヌ」とは?
「キボンヌ」とは、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)用語で「希望する」という意味です。
掲示板に書き込む時に、自分がお願いしたいことの語尾を「〇〇キボンヌ」とすることで、「〇〇を希望します」という意味になります。
例えば「画像キボンヌ」は「画像を希望します」、「情報キボンヌ」は「情報を希望します」になります。
「イボンヌ」とは?
「イボンヌ」とは、2000年のシドニーオリンピックに、女子100メートルハードル選手として出場した「金沢イボンヌ」さんのことです。
父親がジャマイカ系アメリカ人、母親が日本人というハーフで、準決勝まで進みました。
優秀なスポーツ選手であるというだけで、特に2ちゃんねるのユーザーという訳ではありません。
「キボンヌ」と「イボンヌ」の違い!似ているのは何故?
「キボンヌ」と「イボンヌ」が似いるのは、「キボンヌ」が「イボンヌ」を元に作られたスラングであるからです。
「金沢イボンヌ」は、日本の苗字と外国の名前が入り混じった独特な響きがあります。
オリンピックで盛り上がっていた時に、この名前が印象に残ったユーザーが、「希望する」と「イボンヌ」を合成して「キボンヌ」と投稿したのが始まりです。
ここから2ちゃんねるで広まり、使われる様になったのです。
まとめ
「キボンヌ」は、「希望する」と「イボンヌ」という人の名前が組み合わさってできた言葉です。
現在では使われていない死語ですが、覚えておくと良いでしょう。