「掃き溜め」と「吹き溜まり」の違いとは?分かりやすく解釈

「掃き溜め」と「吹き溜まり」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「掃き溜め」「吹き溜まり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「掃き溜め」とは?

「掃き溜め」とは?

「掃き溜め」の意味と使い方について紹介します。

意味

「掃き溜め」「はきだめ」と読み、意味は以下の2つです。

1つ目は、「ゴミを掃いて集めた時に、収集されるまでまとめて置いておく場所のこと」という意味で、ゴミ捨て場のことを言います。

2つ目は「雑多な人や物が集まっている場所」という意味で、あらゆる種類のものが寄せ集められている状態を表します。

使い方

「掃き溜め」は、ゴミ捨て場の言い換えとして使われます。

主に不要なもの、いらないもの、つまらないものなどをまとめておく場所を表します。

ここから転じて「掃き溜めに鶴」という慣用句があります。

意味は、「つまらない所に、似つかわしくない程優れたものや、美しいものがあることのたとえ」です。

「吹き溜まり」とは?

「吹き溜まり」とは?

「吹き溜まり」の意味と使い方について紹介します。

意味

「吹き溜まり」「ふきだまり」と読み、意味は以下の2つです。

1つ目は、「落ち葉や雪などが、風に吹かれて片隅に溜まっている状態」という意味で、自然現象を表す言葉です。

2つ目は、「行き場のない人達が、自然に集まる場所のこと」という意味で、社会から外れた人などが集まっている場所やSNSなどを表します。

使い方

「吹き溜まり」は、元々の意味は自然現象であり、悪い言葉ではありません。

落ち葉や雪などが風に吹かれて集まり、積もっている状態を表します。

人に対して使う時も、追いやられているというよりは、似た者同士が自然に引き寄せ合って集まっている状態を表すのです。

「掃き溜め」と「吹き溜まり」の違い!

「掃き溜め」と「吹き溜まり」の違い!

「掃き溜め」は、「ゴミを集めて置く場所」「雑多な人や物が寄せ集められている場所」です。

「吹き溜まり」は、「落ち葉や雪が風で集められて積もっている場所」「行き場の無い人達が自然に集まる場所」です。

まとめ

まとめ

「掃き溜め」「吹き溜まり」は、「受動的」「能動的」かという違いがあります。

人に使うと失礼に当たる可能性もあるので、注意しましょう。