この記事では、「between」と「among」の違いを分かりやすく説明していきます。
「between」とは?
「between」は、何かの間という意味になる言葉です。
“Please put between these two.”と使うと、「その2つの間に置いてください」となり、“Venus is the star, between the Sun and Earth.”は、「金星は、太陽と地球の間に位置している星だ」と解釈できます。
このように、何かの間という意味で使われ、“read between lines”とした場合には、「行間」のことを表しています。
「among」とは?
「among」は、何かの中という意味で使われます。
“His house is among the forest.”のように使うと、「彼の家は森の中にある」となり、“among the queue”で、「行列の中」と表現できます。
先の「between」とニュアンスは似ていますが、こちらは複数に囲まれているという解釈で使う言葉で、何かの2つの間という意味の場合には「between」、もっと多くの中であれば、こちらの「among」が向いています。
「between」と「among」の違い
「between」と「among」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、似ている意味ながら、どのようなシチュエーションなのかによって使い分けられます。
前述のように、2つの間であれば「between」、それ以上に囲まれている(その中)時には「among」が適した表現になりますが、「among」と使うべき所で「between」としても間違いという訳ではなく、逆に、「between」を「among」としても意味は通ります。
ただし、英文のテストなどでは、きちんとした方を用いないと正解にならないことがある為、きちんと覚えておく方がいいでしょう。
まとめ
「between」と「among」は、このような違いになります。
「between」は、「~の間」、「among」は、「~の中」という覚え方がおすすめです。