「消耗品」と「備品」の違いとは?分かりやすく解釈

「消耗品」と「備品」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「消耗品」「備品」の違いを分かりやすく説明していきます。

「消耗品」とは?

「消耗品」とは?

「消耗品」とは、使うと減っていってしまうものに対して使われる言葉です。

例えば、コピー用紙がそれで、プリンターのインク類もそれに当たります。

日常生活においては、ティッシュペーパーや割り箸などがこれに該当し、使う度に数や量が少なくなる為、常にある程度は用意しておかないといけないものです。

使うと消耗して無くなるという意味から付いている言葉で、基本的に再利用ということは考えられていません。

それができそうなものだとしても、使い終わったと判断した後には廃棄するのが通常です。

「備品」とは?

「備品」とは?

「備品」とは、その会社や施設内に備え付けてあるという意味のなる物品のことです。

学校にある跳び箱などの体育で使う道具類、または掃除用品などがこれに当たり、教室の机や椅子も同様に、その学校としての「備品」になります。

「消耗品」も含まれる言葉で、銭湯に置いてある石鹸やシャンプーも立派な備品になります。

どれもその場で使う分には構いませんが、施設などから持ち出す場合には、その為の許可をとる必要があります。

「消耗品」と「備品」の違い

「消耗品」と「備品」の違い

「消耗品」「備品」の違いを、分かりやすく解説します。

「消耗品」は、使うと減っていってしまうものの総称となる言葉です。

ガムテープもそれで、鉛筆や消しゴムもその中に入ります。

「備品」は、その施設などに備え付けられているもののことで、道具の場合もあれば、銭湯のシャンプーのように使うと減っていく「消耗品」も対象になります。

道具類には、これは「備品」だというシールが貼られていることがあり、そのようなものは断りなく持ち出してはいけません。

まとめ

まとめ

「消耗品」「備品」は、このように違います。

それほど意味は似ていませんが、「備品」の中には、「消耗品」も含まれるという関係となっています。