この記事では、「新居」と「新築」の違いを分かりやすく説明していきます。
「新居」とは?
「新居」とは、新しく移り住む先の家のことを表現する言葉です。
どのような家であっても、引っ越す先であればこのように表現でき、そこがアパートの一室でも、新しく購入した一軒家であっても一緒です。
「新居の為に新しく家具をいくつか購入した」、「あのマンションの○○号室が4月からの新居になる」といったような使い方になる言葉で、その存在がどのようなものでも、新しく住むことになる家や共同住宅の一室などに対して使われます。
「新築」とは?
「新築」とは、新しく建てた(建てる)家、または建ってからまだ誰も住んでいない家に対して使われる言葉です。
後者の場合、人が住める状態になってからまだ1年以内という条件が付きます。
それが過ぎて2年以内の場合は、「新古」と呼ばれることになります。
一軒家だけでなく、マンションやアパートにも使うことができる言葉で、同様にそれらが新しく建った場合、もしくは建ってから1年以内で、まだ誰も住んでいない状態の部屋も、「今度新築のマンションに引っ越すことになったんだ」などと表現されます。
「新居」と「新築」の違い
「新居」と「新築」の違いを、分かりやすく解説します。
「新居」は、新しく住む先であれば、どのような物件であっても使える言葉です。
そこが「新築」だったり、築30年のアパートであろうと、そのようなことは一切問いません。
その「新築」は、新しく家を建てる、建ってから1年以内で誰も住んでいない家に使われる言葉です。
誰かが一度でも住めば、その瞬間に「新築」ではなくなり、先に挙げた「新古」という表現にも当たらなくなります。
まとめ
「新居」と「新築」は、このように違う言葉です。
「新居」は、「新」とは付きますが、新しく住む家という意味になり、必ずしもその物件自体が新しいという訳ではないと覚えておきましょう。