「真剣」と「深刻」の違いとは?分かりやすく解釈

「真剣」と「深刻」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「真剣」「深刻」の違いを分かりやすく説明していきます。

「真剣」とは?

「真剣」とは?

「真剣」とは、本気だという意味になります。

「真剣に考えている」のような使い方になり、こう用いた時には、本気で考えていることが表現されています。

よって、「本気」と言い換えられることも多いですが、ニュアンス的にそちらよりも真面目にそう思っている、考えていることが表される言葉で、「俺は真剣だ」と使った時には、「俺は本気だ」とするより本気度が高いと考えていいでしょう。

「深刻」とは?

「深刻」とは?

「深刻」は、深く悪い方向に向かっている、または既にそう陥っている様子の表現です。

「事態は深刻だ」といったように使うと、それだけ事態が悪くなっていることを表しています。

「そこまで深刻だとは思わなかった」とした時には、そこまで悪い方向に陥っているとは思っていなかったと言っており、「深刻な悩み」とすると、とても深い悪い意味での悩みだと表現できます。

物理的な対象にも使うことができる表現で、「深刻な傷が残った」と使った時には、それだけ深く酷い傷が付いていることが分かります。

「真剣」と「深刻」の違い

「真剣」と「深刻」の違い

「真剣」「深刻」の違いを、分かりやすく解説します。

「真剣」は、「本気」という意味になりますが、それよりも強く本気だと表現することができます。

「深刻」は、悪い意味で深くそちらに向かっている、既にそうなっていることの表現で、いい意味で用いられることはない言葉です。

「真剣」は、そのように本気度の高いことが表現できる言葉ながら、些か重くなってしまう懸念があります。

その為、簡単に使うべきではなく、ここぞという場面でこそ使うべき表現だと覚えておいてください。

まとめ

まとめ

「真剣」「深刻」は、このように違います。

「深刻」は、悪い意味でしか使わない言葉なので、使い方には注意してください。

その方向に関しては、「真剣」並に強い表現になります。