「地震」と「震災」の違いとは?意味を詳しく解釈

「地震」と「震災」の違い言葉・カタカナ語・言語

普段耳にする「地震」「震災」は、一体どの様な違いがあるのでしょうか。

意味や使い方などについて紹介します。

「地震」の意味や使い方

「地震」の意味や使い方

「地震」の意味や使い方について紹介します。

意味

「地震」は、「地面が揺れ動くこと」という意味です。

地球には大きな重力がかかっていて、内側に強く引っ張られています。

このひずみが極限状態に達すると地中の岩盤が割れてしまい、「断層」が発生します。

この時のエネルギーにより大きく地面が揺れて「地震」になるのです。

使い方

「地震」は、対象となる地域において起きた「揺れ」を表現する時に使います。

基本的に地球の表面は13枚のプレートに分れていて、それらが絶え間なく動いています。

そのプレートが押し合うとひずみが発生するのですが、発生するタイプが幾つかあります。

「プレートの境目で起きる揺れ」「プレートの境界以外で起きる揺れ」「火山の活動で起きる揺れ」この3つのタイプの揺れに対して「地震」と使われます。

「震災」の意味や使い方

「震災」の意味や使い方

「震災」の意味と使い方について紹介します。

意味

「震災」とは、「地震などが起きたことによる被害」という意味です。

「地震そのもの」以外に、「地震が原因となり発生した被害」のことです。

使い方

「震災」と呼ばれるものには以下のものがあります。

1つ目は「地震による被害」で、地面が揺れることにより、建物が倒壊したりがけ崩れが起きたりなどで人の命が失われたり負傷者が出たりする時に使われます。

「地震」により「液状化現象」が起きたり、「津波」が起きることも「地震」の直接災害になります。

2つ目は「二次災害」で、地震により火事が発生したり、長期に渡る非難生活で体調を崩したり、孤独死したりすることなどに使われます。

3つ目は「デマ」で、「放射能を含んだ雨が降る」「疫病が発生した」など、誤った情報が広まる時に使われます。

「地震」と「震災」の違い

「地震」と「震災」の違い

「地震」「地面が揺れることそのもの」で、「震災」「地震が原因となり発生する被害」という意味です。

大規模な地震の場合は被害の内容まで含めて「阪神・淡路大震災」「東日本大震災」と言います。

まとめ

まとめ

「地震」「地面が揺れることそのもの」のことで、「震災」「地震が原因となり発生する被害」のことです。

「地震」が起きても「震災」が起きるとは限らないというのがポイントです。