この記事では、「淡口醤油」と「薄口醤油」の違いを分かりやすく説明していきます。
「淡口醤油」とは?
「淡口醤油」(うすくちしょうゆ)とは、醤油としてもう1つの種類になる「濃口醤油」(こいくちしょうゆ)と比較して見た目が薄く、色な一般的に「醤油」と言えば、そちらの「濃口醤油」を表すことが多いですが、本格的な日本料理では、この「淡口醤油」もよく使われています。
そして、見た目が薄い割に、こちらの方が塩分が強いので味が濃く、その名前と見た目の薄さとは正反対なのが特徴です。
このように、「濃口醤油」の方が見た目は濃いものの、味は薄いという面白い関係になっています。
「薄口醤油」とは?
「薄口醤油」は、先の「淡口醤油」のもう1つの表記になります。
読み方は同じく「うすくちしょうゆ」で、こちらが使われることも多いですが、料理の世界では「淡口醤油」が正しい表記だとされています(「薄口醤油」でも、間違いという訳ではありません)。
ただし、こちらの「薄口醤油」と使うと、「味が薄い」と勘違いされてしまうことがある為、商品名などにはなるべく「淡口醤油」を使うことが推奨されています。
「薄口醤油」と商品に記載してしまうと、その色の薄さも手伝って、一般に普通の醤油とされる「濃口醤油」より薄い味なのかと思ってしまう人が居てもおかしくないからです。
「淡口醤油」と「薄口醤油」の違い
「淡口醤油」と「薄口醤油」の違いを、分かりやすく解説します。
「薄口醤油」は、「淡口醤油」の別表記になります。
読み方は同じなので、発音では一緒になりますが、「薄口醤油」だと、味も色と同様に薄いのかと思われてしまう為、あまり使わない方がいいでしょう。
まとめ
「淡口醤油」と「薄口醤油」は、このような違いになります。
「薄口醤油」の方が間違えずに発音しやすいものの、味がそれなのだと思われないように、表記ではなるべく「淡口醤油」としてください。