この記事では、「幼児」と「子供」の違いを分かりやすく説明していきます。
「幼児」とは?
「幼児」とは、児童福祉法による規定では、満1歳になってから、小学校に就学するまでの「子供」のことになります。
よって、1~6歳くらいまでの子供を指して使う言葉です。
一般的にも、小学校に入学すると、もうこの「幼児」とは呼ばないことがほとんどで、実際にはもう少し小さい4、5歳くらいまでによく用いられます。
先のように、「子供」には変わりなく、その中でも「幼い子供」だということが分かるように、区別として使われている言葉だと考えていいでしょう。
「子供」とは?
「子供」は、色々な解釈が可能な言葉です。
こちらには法的な規定はなく、一般的な解釈としては、中学生までのことと使われることが多いです。
また、「親」に対しての「子供」という意味では、年齢を問わずに使われる表現で、親が70歳で子共が45歳といったようなこともごく普通にあります。
そして、「大人」だとは思えない言動があった時に、同じく年齢を問わずに「子供かよ」などと揶揄に用いられる場合もある言葉です。
「幼児」と「子供」の違い
「幼児」と「子供」の違いを、分かりやすく解説します。
「幼児」は、法的に「子供」の中で、満1歳から小学校に就学するまでの間に使われる表現です。
よって、6歳まで範囲となりますが、電車やバスなどの公共の交通機関では、「6歳未満」と定義していることが多くなっています。
これは、6歳は「幼児」、「小学生」のどちらも場合もある為で、小学生からは料金が発生する為です。
「子供」は、主に中学生までの年齢に対して、また、親子という関係であれば、年齢は問わずに使うことができます。
まとめ
「幼児」と「子供」は、このように使われる言葉です。
小学校に就学すると、もう「幼児」とは呼ばないと覚えておくといいでしょう。
尚、満1歳未満には、「乳児」という別の言葉が存在しています(法的な呼び方でもあります)。