この記事では、「幼稚園教諭」と「保育士」の違いを分かりやすく説明していきます。
「幼稚園教諭」とは?
「幼稚園教諭」とは、幼稚園の先生に当たる人物のことです。
「幼稚園」は、後述する「保育園」とは異なり、幼児教育の場となっています。
義務ではありませんが、小学校の入学前の子供にある程度の教育を受けさせる為に通わせる施設で、勉学よりも、日々の生活に密接する内容が多いと考えていいでしょう。
この「幼稚園教諭」になる為には、幼稚園教諭免許という国家資格を取得する必要があり、誰にでもできるという訳ではありません。
「小学校」になるとまた資格が別になり、その教諭には小学校教員免許が必要になります。
「保育士」とは?
「保育士」は、保育施設で実際に子供の面倒を見る役目の人物になります。
保育士資格が必要になり、「保育園」や「保育所」と呼ばれる施設では、預かる人数ごとに何人この「保育士」が居ないといけないといった基準が設けられています。
「保育園」や「保育所」(呼び方が異なるだけで、意味合いは一緒です)は、先の「幼稚園」とは違い、教育はほとんど行わず、子供を預かる(だけの)施設となっています。
よって、「保育士」には教育に関しての知識は求められませんが、代わりに子供の扱い方には長けていると考えていいでしょう。
「幼稚園教諭」と「保育士」の違い
「幼稚園教諭」と「保育士」の違いを、分かりやすく解説します。
「幼稚園教諭」は、きちんとした資格が必要な幼稚園の先生のことで、「保育士」も、その為の資格よって子供の面倒を見ることが許可された人物です。
勤務場所が違う為、全く違う職業だと考えて構いませんが、相手にするのが同じ子供なだけに、基本的に求められる子供の扱い方では似通っている点もあると言えるでしょう。
まとめ
「幼稚園教諭」と「保育士」には、このような違いがあります。
必要になる資格が違うという点を覚えておくといいでしょう。
