この記事では、「内容証明」と「書留」の違いを分かりやすく説明していきます。
「内容証明」とは?
「内容証明」とは、郵便局から送付できる手紙の郵送方法の1つで、差出日付や差出人、宛先(受取人)、そして、文書の内容を日本郵便が証明してくれる制度のことです。
手紙はきちんとしたした形式に沿ったフォーマットで書く必要があり、内容証明用紙というその為の用紙も販売されています。
それが1枚の場合は440円、以降1枚につき260円の追加となり、更に755円の料金が掛かります(普通郵便の料金は別です)。
これによって出された手紙は、上の内容が全て記録として残ります。
手渡しでの配達になり、確かにその文面が相手に伝わったことが正式に証明できることから、裁判の呼び出し状や、金融機関、業者からの督促などによく利用されています。
「書留」とは?
「書留」も、相手先への手渡しになる郵送方法ですが、こちらはその中身については日本郵便は一切関与しません。
手紙だけでなく、郵便で送れるもの全てに付加することができ、最高10万円までの実損額の保証が付いています。
普通郵便の料金に435円のオプション料金が必要になり、先の「内容証明」と共に、日曜や休日にも配達が行われ、ポストへの投函はしない為、不在の場合は再配達となります。
「内容証明」と「書留」の違い
「内容証明」と「書留」の違いを、分かりやすく解説します。
「内容証明」は、送った日付や人物、手紙の内容を日本郵便が証明してくれる郵便サービスで、内容については控えが残ります。
「書留」は、手渡しになる郵便で、確実に相手に届けられるという点では似ていますが、「内容証明」の方は、手紙にだけ利用でき、その内容が確かに相手に伝わったということまで証明できるのが特徴となっています。
まとめ
「内容証明」と「書留」は、このような違いになります。
「内容証明」で郵便が届いた時には、それだけ重要な内容だと考えていいでしょう。