「修正」と「訂正」の言葉の意味と違いをご存知でしょうか。
ここでは、それぞれの言葉の意味と、違いを丁寧に説明しています。
では一緒に見ていきましょう。
「修正」とは?
「修正」とは、間違えたことや、不十分ではないことを直して正しい状態にすることを言います。
足りない部分をつけ足すといったことも「修正」という言葉で言い表します。
「彼の案に、先輩が修正を加えたので完璧だ」「今ならまだ、軌道修正することが可能だ」などと使います。
「訂正」とは?
「訂正」とは発言した内容や文章など、誤りがあった部分を正しく直すという意味になります。
「昨日の発言は訂正いたします」「間違っている部分はすぐに訂正します」「この本には訂正箇所がありますので気をつけてください」「彼女は自分の誤りを訂正する気はないようだ」という風に使います。
「修正」と「訂正」の違い!
「修正」と「訂正」、それぞれの言葉の意味と使い方を説明しました。
二つの言葉はどちらも「正しく直す」という意味では同じです。
ただ意味合いに違いがありますので、使う時はふさわしい方を選ぶようにしましょう。
まず「修正」ですが、こちらは間違いや不十分であることを直して正しくするという意味になります。
何か物事をするにあたって間違っていたり、足りない部分がある時に直す時は「修正」という言葉を使います。
一方の「訂正」ですが、この言葉は発言したことや、文章など誤りを正しく直すという意味になります。
例えば失言した時などは「先ほどの言葉は訂正いたします」などと言って誤りを正しく直すようにします。
また文章などに間違いがあって正しく直すことも「訂正」を使います。
簡単に使い分け方を覚えておくならば「修正」は物事、行動に対して使う、「訂正」は言葉、文章に対して使うと頭に入れておくとわかりやすいでしょう。
まとめ
いかがでしたか。
「修正」と「訂正」、それぞれの言葉の意味と違いが理解できたのではないでしょうか。
違いを正しく理解して使い分けてください。
