この記事では、「基礎」と「基本」の違いを分かりやすく説明していきます。
「基礎」とは?
「基礎」とは、一番大元になる部分のことです。
建物の設計では、土台となる一番下の構造のことになり、勉学においても、その分野ではそれを知らないことには先に進めないといった大元の部分になります。
その為、「基礎学習が大切だ」のように使われる言葉で、この上に「応用」があると考えてください。
「基礎」がしっかりしていないことには、建物も倒れてしまうかも知れず、勉学でもその「応用」に結び付ける為にとても大事になる部分です。
「基本」とは?
「基本」も、元となることという解釈になる言葉です。
「基本を知らないから、そこに結び付かないんだ」などと使われ、勉学においては「基礎」と似た意味で意味で用いられています。
「基礎」が、その分野における大元の知識で、こちらの「基本」は、それを生かしたちょっとした「応用」という解釈になります。
「算数」を例にしますが、四則演算が「基礎」になり、九九が「基本」という関係になると考えると分かりやすいと思います。
「基礎」と「基本」の違い
「基礎」と「基本」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは、まず「基礎」があり、その上に「基本」という関係になる言葉になります。
その先に「応用」が存在しますが、「基本」も、「基礎」からきているちょっとした「応用」だという考え方ができます。
建築においては、文字通り土台となるのが「基礎」で、これがしっかりしていないと建物自体が不安定なものとなってしまいます。
勉学においても同様で、「基礎」から固めていかないと、応用問題はおろか、基本とされる問題にもきちんと答えられないことがあるかも知れません。
まとめ
「基礎」と「基本」は、このように違う言葉です。
何事にも、根底にあるのが「基礎」だと覚えておいていいでしょう。
そして、それがきちんとしているかどうかで、その上になる事柄に大きな影響を与えることになります。