この記事では、「嬉しい」と「喜ぶ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「嬉しい」とは?
「嬉しい」の意味と使い方について紹介します。
意味
「嬉しい」は「うれしい」と読み、「ものごとが自分の望みどおりになり、満足な気持ち」「自分にとって愉快で楽しいと思う気持ち」「相手から受け行為をありがたいと思う気持ち」という意味です。
使い方
「嬉しい」は形容詞で、語尾にそのまま使い、副詞として使う時には「嬉しく」になり、名詞形は「嬉しさ」になります。
基本的に「自分に対して使う言葉」で、「私は嬉しい」と言いますが、「彼は嬉しい」とは言いません。
他人に対して使う時には「彼は嬉しいに違いない」「彼も嬉しいだろう」と、推測の意味になります。
言葉の意味としては、「楽しむ・愉快で心が弾む」という意味で、「喜ぶ」と同じです。
「喜ぶ」とは?
「喜ぶ」の意味と使い方について紹介します。
意味
「喜ぶ」は「よろこぶ」と読み、「そのことに対して楽しく弾んだ気持になる」「良いこととして、ありがたく受け入れる」「良い事、おめでたいことだと思う」という意味です。
使い方
「喜ぶ」は動詞で、語尾には「喜ぶ・喜んだ」と使ったり、「喜ばれる」と受け身形で使うこともあります。
副詞形は「喜んで~する」で、名詞形は「喜び」になります。
基本的に第三者に使うことが多く、「彼は喜んだ」と言いますが、「私は喜んだ」とは言いません。
また、「嬉しい」はその気持ちを表す形容詞ですが、「喜ぶ」は、実際に声を出したり、飛び跳ねたりするなど、その気持ちを表わす何らかの言動をしたことを表しています。
「嬉しい」と「喜ぶ」の違い!
「嬉しい」は、形容詞で主に自分の気持ちに対して使います。
「喜ぶ」は、動詞で主に他人の言動に対して使います。
まとめ
「嬉しい」と「喜ぶ」は、意味は同じですが、文法上の使い方が違います。
日常会話では自然に使い分けできていることがほとんどですので、あまり気にする必要はありません。