この記事では、「マウンティング」と「自慢」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マウンティング」とは?
「マウンティング」とは、その相手より自分の方が上だとアピールする言動で、直接的にではなく、何気なくそれを相手に伝えることがそれに当たります。
例えば、相手が苦労してやっと購入することができたと持ってきたブランド品があった時に、自分はそれじゃ満足できないから、それよりグレードの高いものをとっくに持っているなどと発言するような行為がこれになり、何かにつけて自分の方が上で、そちらより幸せだとアピールすることだと解釈してください。
尚、この「マウンティング」は、女性同士に多く見られると言われており、男性に同様の言動に対してはあまり用いない言葉です。
「自慢」とは?
「自慢」は、人に自分に関連する何かを見せ付け、誇らしげにすることです。
例えば、いい時計を買ったと人に見せるような言動がそれになり、所有物だけでなく、こんなことができると自分の能力について見せ付けるような行為も同様に「自慢」になります。
こちらは男女共に使われる言葉で、男性同士でも頻繁に行われていると言っていいでしょう。
「マウンティング」と「自慢」の違い
「マウンティング」と「自慢」の違いを、分かりやすく解説します。
「マウンティング」は、自分の方が上だと間接的にその相手に伝える言動のことで、たまたまそうなったという場合には用いず、明らかに故意から伝えた時に使われます。
「自慢」は、自分の所有物も合わせた何かを誇らしげにすることで、こちらもそのように聞こえただけという場合にはそうとは使いませんが、「マウンティング」も同じく、本人にその気がなかったとしても、相手からすると「マウンティングされている」、「自慢された」と思ってしまうような場合もあるものです。
まとめ
「マウンティング」と「自慢」は、このように違います。
「マウンティング」は、近年使われるようになった言葉で、2014年には流行語大賞にノミネートされ、それ以降、まま耳にするようになりました。