この記事では、「もりそば」と「ざるそば」の違いを分かりやすく説明していきます。
「もりそば」とは?
「もりそば」とは、冷やして食べるそばの一種です。
一般的に、竹で作られた「すのこ」の上に乗せられ、それを漬け汁に浸しながら食します。
この漬け汁には、元は暖かいそばと同じものが使われていましたが、現在ではそれにみりんを加えた、冷やしそば専用のものが用いられています。
それは、多くの場合で以下に紹介する「ざるそば」と同じものになりますが、そちらとは分けている本格的なお店も中には存在します。
「ざるそば」とは?
「ざるそば」は、先の「もりそば」とほとんど一緒だと考えていいでしょう。
違いは、盛られたそばの上に「きざみのり」が乗っているところで、見た目での区別はそこで付きます。
そして、前述したように、現在の「ざるそば」には、「もりそば」と同じ漬け汁が使われることがほとんどですが、元はこちら用にみりんを加えたものが用意されました。
のりが乗る点からも、この「ざるそば」の方が高級とされ、漬け汁も専用に作ったものが使われていましたが、時代と共に「もりそば」との違いは、のりがあるかないかだけになっていると言っていいでしょう。
ただし、本格的なそば店になると、漬け汁に若干の違いがある場合あります。
「もりそば」と「ざるそば」の違い
「もりそば」と「ざるそば」の違いを、分かりやすく解説します。
これらは、「もりそば」を豪華にしたものが「ざるぞば」だという解釈で構いません。
のりの有無だけでなく、漬け汁から違うというお店もあり、昔は「もりそば」の漬け汁は、温かいそばのたれを冷やしただけのものでした。
近年では漬け汁は一緒というケースがほとんどとなっていますが、このような違いがある両者だと覚えておいてください。
まとめ
「もりそば」と「ざるそば」は、このように違います。
価格的には、「ざるそば」の方が多少高く設定されており、のりが無くてもいい場合には、「もりそば」の方がおすすめです。