この記事では、「Photoshop」と「Illustrator」の違いを分かりやすく説明していきます。
「Photoshop」とは?
「Photoshop」とは、アドビシステムズが開発、発売する画像処理ソフトです。
同様のソフトの中では昔から有名な存在で、元の画像に対して様々な加工を行うことができ、元はMacでのみ使うことができましたが、Windows用のものも登場し、現在ではどちらでも同じソフトが利用できます。
画像の加工ならこのソフトだと言われるほど多機能で、専門職の人にも使われているほどで、人物写真の加工を仕事として行っている職業でも、ほとんどこのソフトが使われていると考えて構いません。
「Illustrator」とは?
「Illustrator」は、同じくアドビシステムズから発売されているイラストレーションソフトです。
つまり、お絵描きソフトと言い換えると分かりやすく、Windowsに標準で添付されている「ペイント」が多機能になったものだと考えていいでしょう。
このソフトは、昔から業務印刷の為に用いられています。
現在のPCの主流はすっかりWindows(が動くPC)となっていますが、その昔は「Illustrator」で保存したファイル形式でないとそのまま印刷にかけられないということがあった(印刷機がそれにしか対応していない)為、多くのデザイナーと呼ばれる人は、「llustrator」が動くMacを使っていました(Windows用の登場は後年です)。
今ではWindowsでも「Illustrator」が使えるようになり、無理にMacを使う利用は無くなっていますが、デザイナーの中には、すっかりMacの操作に慣れてしまい、未だにMacだという人も多いと言われています。
「Photoshop」と「Illustrator」の違い
「Photoshop」と「Illustrator」の違いを、分かりやすく解説します。
「Photoshop」は、画像の加工用のソフトで、「Illustrator」は、描画を行う為のソフトになります。
セットで使われることも多いですが、「Illustrator」の方は、先のようにデザイナーには欠かせないソフトとなっています。
未だにこのソフトのファイル形式(拡張子が「AI」)が業務印刷には一番向いている為、それに絡む職業では重宝されているソフトです。
まとめ
「Photoshop」と「Illustrator」は、このように違います。
「Photoshop」と似た名前の「Paintshop」というソフトがあり、できることもよく似ている為、そちらと間違えないように気を付けてください。
その「Paintshop」は、他社となるソースネクストからの発売となっています。