この記事では、「オンプレミス」と「クラウド」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オンプレミス」とは?
「オンプレミス」とは、システムのハード関連をすぐ手の届く範囲に置いた運用のことです。
具体的には、社内のサーバールームにそれらがまとめられているような状態で、ハードに何かあった場合には、すぐに点検や修理を行うことができます。
この形態によって、社内にハード類があったとしても、外部からそれにアクセスできないということはなく、運用管理に手間や費用が掛かりますが、何よりトラブル時にすぐに直接ハードに触れるというメリットがあります。
「クラウド」とは?
「クラウド」は、システム自体やデータ類を外部のストレージ空間に置いて利用する運用になります。
これによって、そこにアクセスする権限さえあれば、どこからでも同じシステムやデータを利用することができます。
手の届く場所にハードを置くより、手間や費用が節約できるというメリットがありますが、ハード的なトラブルが起こってしまうと、自らその点検や修理が行えません。
セキュリティ面に関しては、それに優れたクラウドサービスを利用すると、自社内などで直接管理するより安心なことが多いと考えていいでしょう。
「オンプレミス」と「クラウド」の違い
「オンプレミス」と「クラウド」の違いを、分かりやすく解説します。
「オンプレミス」は、ハードを手の届く場所に置いた運用のことで、「クラウド」は、外部のストレージサービスの利用になります。
共に挙げたようなメリットやデメリットがある為、どちらが優れているということはなく、システムの規模やハードへの依存度(「オンプレミス」なら、優れたハードの導入によって、システム自体の処理速度を上げたり、記録空間が増やせます)などによって選択するものです。
まとめ
「オンプレミス」と「クラウド」は、このような違いになります。
「クラウド」では、利用しているクラウドサービス自体がいつ終了しないとも限らない為、そちらにも気を配っておかないといけません。