この記事では、「webアプリ」と「webサイト」の違いを分かりやすく説明していきます。
「webアプリ」とは?
高度な機能と操作する要素を持ったwebサイトのことで、インターネットブラウザから操作ができる通販サイトや動画サイト、電子書籍、SNS、ゲームなどがwebアプリに該当します。
ユーザー側がデータを保存できることも特徴となっており、JavaScript(Node. js)Ruby、Pythonなどがサーバー側で必要なプログラム言語となります。
かつてのFlashも高機能なものはwebアプリに近い立ち位置にありましたが、スマートフォンの普及により廃止に至っています。
なお、現在のwebアプリはスマートフォン、パソコンを問わずに動作させることができます。
ただしブラウザを通じて動作させるため、オフラインでの使用は前提となっていません。
スマートフォンの電子書籍がブラウザではオフラインで閲覧できず、アプリにダウンロードすることでオフラインで閲覧できるのもこの仕組みによるものとなっています。
動画サイトとSNSがwebアプリとして存在しており、今後もさらに発達するジャンルと言え、プログラム教室も存在しています。
「webサイト」とは?
旧来からあるインターネットのホームページのことを指し、文字や画像などを中心に表示し、ユーザー側のデータなどは保存されないものが基本と言えます。
ブログも表示している段階としてはwebサイトと言えますが、編集する機能に関してはwebアプリと言ったほうが良いでしょう。
ブログサイトが縮小傾向にあるのはSNSの隆盛と、単純に表示するだけのサイトではなく、絵文字、スマートフォンなどの環境に対応していくための費用に見合っていないということが言えます。
webサイトは基本的にはオンラインで見ることを前提にはしていますが、完全にローカルに保存できた場合、最新情報は見られないとしてもほぼ機能は維持できると言えます。
個人向けのwebサイト制作ソフトは00年代よりは縮小傾向にあると言え、00年代初頭まであったネットスケープというブラウザにはホームページ作成機能があったことも隔世の感があります。
「webアプリ」と「webサイト」の違い
「webアプリ」と「webサイト」の違いを、分かりやすく解説します。
webアプリはwebサイトをより高度にしたもので、ユーザーによって保存できる項目があることも特徴で、動画サイトやSNS、ゲームなどをブラウザで操作できるものを指します。
webサイトはそこまで機能を持たないインターネットホームページで、00年代頃までは個人で制作するブームがありました。
まとめ
webサイトは個人で作れますが、webアプリはかなり高度で維持にも労力がいるため、SNSや動画サイトなどある程度大手サイトに集約されていると言えます。
今後もこの傾向は変わらないでしょう。