この記事では「wake up」【ウェイクアップ】と「get up」【ゲットアップ】の意味と例文、違いについて説明していきます。
「wake up」とは?
「wake up」とは、「起きる」という意味として使われています。
寝ている人を起こすときに使う言葉でありますが、「起きてください」と敬語で言うよりも、簡易的に言うときに使われており、眠りから覚めて、起き上がろうという気持ちを表せます。
寝ている人が自分に対して使う状況下でも使える言葉であり、朝の時間帯に起きるときに「起きよう」という意味で使います。
反対に、寝ている人に「起きて」と呼びかけて起こすとき「wake up」と優しく伝えて起こせます。
他にも「目を覚ます」「呼び覚ます」と様々な言いまわしとして使える言葉です。
「get up」とは?
「get up」とは「起きる」という意味があり、早く起きて顔を洗い、身支度しなければならないという朝の時間帯によく使われている言葉です。
起こす人が使う言葉であり、「起きろ」「起床しよう」と行動をうながすときに使います。
病院では「床を離れる」とベッドから起き上がり、退院するときに使われています。
反対に「out of bed」【起きなさい】という意味で「get up!」と語尾を強めるようにして、親がなかなか起きない小さな子供を叱るように起こすこともあります。
「wake up」と「get up」違い
「wake up」と「get up」の違いを、分かりやすく解説します。
自分に対してやるべきことがあるから起きて、その作業に取り掛かろうとするとき「wake up」と言い聞かせるように使い、一方の「get up」は早く起きて、自分のやるべきことに取り掛かれと起こす人が叫ぶように強くうながすほど緊迫した状況で使われています。
「wake up」は「寝覚める」という意味もあり、幅広い動詞として使えます。
「wake up」の例文
・『You have to wake up』
・『Wake up with the loud noise of road construction』
「起きなくてはだめだよ』と会社に遅刻しそうなとき、親に向かって子供が起こそうとするとき使われている言葉です。
他にも窓の外で工事しているときに出る機械音がすごくて起きてしまったとき「道路工事のけたたましい音で目が覚める」という気持ちを表すときにも使える言葉です。
「get up」の例文
・『I’m interviewing today so I get up early』
・『This is my room. Get up and get out now. 』
「今日は面接なので早く起きよう」と思うとき、自分に言い聞かせるように使われていますし、勝手に自分の部屋で寝ているふてぶしい者の行動に腹を立てて「ここは俺の部屋だ。
今すぐ出て行け」と怒りを込めるように追い払うとき使います。
まとめ
自分が起きるときに使うのが「wake up」であり、起きてほしいと思う人に対して優しく「起きて」と起こしたいと思う人を目覚めさせたいと思うときに使います。
「get up」は、叩き起こすように大きな声で感情を込めて伝えるときに使うと覚えておくといいでしょう。