「終結」と「終了」の違いとは?分かりやすく解釈

「終結」と「終了」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「終結」「終了」の違いを分かりやすく説明していきます。

「終結」とは?

「終結」とは?

「終結」とは、物事の決着がつくことの表現になります。

争いごとであれば、どちらかが分かる形勝利して終わった時に、「ようやく、この戦いも終結した」といったように使われると考えていいでしょう。

争いとしては終わったものの、決着まで至らなかった時にはこの「終結」とはせず、「終了した」と用いる場合が多いです。

「終了」とは?

「終了」とは?

その「終了」とは、物事が終わったという意味で使われます。

結果はともかく、終わったと判断できれば使用できる言葉で、「戦いは終わった」とすると、どちらが勝ったのか、その結果、どのようなことになったのかなどとは関係なく、戦闘行為自体が終わったという意味になります。

「気に入っていたアニメが終了してしまった」「もうこの仕事は終了とする」など、特に対象を選ばず使用できる言葉で、それ自体が終わったと判断できれば用いることができます。

終結」と「終了」の違い

終結」と「終了」の違い

「終結」「終了」の違いを、分かりやすく解説します。

「終結」は、きちんとした結果と共にその物事が終わったという意味になります。

完全に物事として終わりを向かえ、結果としてどうなったかということまで決まった時に、それが「終結した」と使えると考えてください。

「終了」は、何かの制限時間が過ぎたような時にも使うことができます。

試験において、「時間になったので終了です」などという使い方がそれになり、各々の成績などはその時点では関係なく、試験が行われていた時間が終わったという意味になります。

よって、「終了」したとしても、結果がはっきりせず、形だけという場合もあり、ここが「終結」とは一番違う点になります。

まとめ

まとめ

「終結」「終了」は、このように異なる言葉です。

「終結」と使われた時には、終わった後のきちんとした結果が出ていると考えていいでしょう。