この記事では、「従業員」と「役員」の違いを分かりやすく説明していきます。
「従業員」とは?
「従業員」とは、その企業に勤める人のうち、「役員」、及び臨時に雇用しているアルバイトのような立場の人を除いた表現になります。
「従業員」数とすると、そのような人の数という表現になり、これが100人なら、いわゆる「社員」や「契約社員」、アルバイトに相当する人(臨時雇いではなく、シフト制などで働く人)と呼ばれる人数を合わせてそれだけ居ると分かります。
「役員」とは?
「役員」とは、企業において「取締役」の役職に就いている人のことです。
一般的な企業では、そこに属する人は、この「役員」と「従業員」に分かれています(臨時雇いに当たる人は除きます)。
「従業員」が雇われている側なのに対し、こちらはその企業を経営している側になるという大きな違いがあり、「従業員」とは違い、原則的に賞与(ボーナス)というものはなく、給与は「役員報酬」といった形で年俸制で支払われることが多いです。
「従業員」と「役員」の違い
「従業員」と「役員」の違いを、分かりやすく解説します。
「従業員」は、いわゆる「社員」のことで、その企業に雇われている人のことです。
「役員」は、その「従業員」を雇っている立場になり、「取締役」という役職に就いている人がこれに当たります。
一般的には「社員」の方が分かりやすく、広く使われている言葉ですが、そちらは俗的な表現となり、公的には「従業員」と使われています。
まとめ
「従業員」と「役員」は、このように違う言葉です。
これらを合わせた人数が、臨時で雇っている人以外のその企業に属する総人数になります。
「役員」に定年はありませんが、就任期限付きという場合があり、その時には任期満了による退職というケースがあります。
「従業員」で、特に雇用の期限がない「正社員」の場合には、定年こそありますが、この任期満了という考え方はありません。