この記事では、「方言」と「訛り(なまり)」の違いを分かりやすく説明していきます。
「方言」とは?
「方言」とは、地方によって、国語が異なる発達をしたもので、語彙、発音、語法などが違うことを言います。
それに対しての言葉が「共通語」や「標準語」となります。
「方言」同士、もしくは片方が「方言」ですと、会話がわからなくなります。
そのような場合は「共通語」で話すのがわかりやすく、マナーとも言えるでしょう。
「訛り(なまり)」とは?
「訛り(なまり)」とは、標準語、共通語とは違う、ある地方特有の言い方、発音のことを言います。
「東京に出てきたばかりの頃は訛り(なまり)があったので、人と会話するのが嫌だった」などと言います。
「訛り(なまり)」があることで大体どの地方の人なのか察しがつくこともあります。
「方言」と「訛り(なまり)」の違い!
「方言」と「訛り(なまり)」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉は同じような意味合いを持っています。
「方言」という言葉の意味の中に「訛り(なまり)」も含まれているからです。
ですが一般的に「訛り(なまり)」とは、独特の発音などを意味することが多いですので、「〇〇地方は方言はあるが、訛り(なまり)はさほどない」という言い方もします。
その地方独特の言葉や語尾などがあっても、発音自体は標準語と同じといったことはあります。
また逆に話し言葉は標準語であっても「訛り(なまり)」があるという場合もあるのです。
「方言」「訛り(なまり)」があるのは、悪いことではありませんが、仕事によっては「標準語」が求められることもあります。
例えばアナウンサーや俳優、女優などです。
また地方タレント、お笑い芸人などの場合は「方言」や「訛り(なまり)」を直すことはなく、むしろ個性、持ち味としていることもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「方言」と「訛り(なまり)」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
言葉の意味を正しく理解して使い分けていきましょう。