この記事では、「スポーツ」と「体育」の違いを分かりやすく説明していきます。
「スポーツ」とは?
「スポーツ」の意味と概要について紹介します。
「スポーツ」の意味
「スポーツ」は「楽しみで行ったり、勝敗を競ったりする、身体運動の総称のことで、競技運動の他、レクリエーションも含まれること」という意味です。
「スポーツ」の概要
「スポーツ」は、「身体運動の総称」であり、楽しみを求めたり、勝敗を競うのが目的で行うことを言います。
身体を動かして健康維持をするだけではなく、「遊び」「楽しみ」「ダイエット」「ストレス発散」「栄誉」など、あらゆる目的を含んでいます。
具体的には「陸上競技、野球、テニスなどの球技、水泳、ボートレース、登山、釣り、ゴルフ、アスレチック、エアロビクス」など、身体を動かすこと全般になります。
つまり、「勝ち負け」や「優劣」が存在すると共に、本人が自主的に目的を持って行う運動でもあるのです。
「体育」とは?
「体育」の意味と概要について紹介します。
「体育」の意味
「体育」は「たいいく」と読みます。
意味は「適切な運動を実践することにより、身体の健全な発達を促し、健康な生活を営む態度や知識などを養うことを目的とする教育のこと」になります。
「体育」の概要
「体育」は教育の一環として行われる教科であり、スポーツを通じて、運動能力を伸ばしたり、健康な生活を営む態度を養うことを指導することを言います。
実際に運動をするだけではなく座学もあり、運動に関する知識を身に付けることも含みます。
学校の教科として評価付けをするものですが、その基準は「運動能力」ではなく、「指示に従えるか」「積極性があるか」「協調性があるか」「主旨を理解しているか」など、姿勢や意欲などになります。
「スポーツ」と「体育」の違い!
「スポーツ」は「身体運動の総称で、勝敗を競ったり楽しみを求めるもの」です。
「体育」は「教育の一環として、運動能力や健康な生活を営む態度を養うことを指導するもの」です。
まとめ
今回は「スポーツ」と「体育」の違いをお伝えしました。
「自主的にするのがスポーツ」、「教育として施されるのが体育」と覚えておきましょう。