この記事では、「猛打賞」と「サイクルヒット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「猛打賞」とは?
「猛打賞」の意味と概要について紹介します。
「猛打賞」の意味
「猛打賞」は「もうだしょう」と読みます。
意味は「野球で、1試合中に一人の打者が、3本以上のヒットを打つこと」です。
「猛打賞」の概要
「猛打賞」は、日本の球界独特のシステムで、1試合中に一人のバッターが3本以上ヒットを打った時に、スポンサーから贈呈される賞のことを言います。
1949年に日本野球連盟により制定され、対象となる選手には賞金や賞品が贈られます。
テレビ中継だとよく分りませんが、場内では賞の対象となったことと、賞品がアナウンスされます。
「猛打賞」は打撃の調子がいい人は連続して取ることもあり、「通算猛打賞」1位は元ジャイアンツの「張本勲氏」の251回です。
「サイクルヒット」とは?
「サイクルヒット」の意味と概要について紹介します。
「サイクルヒット」の意味
「サイクルヒット」とは、「野球で、1試合中に1人の打者が、シングルヒット、二塁打、三塁打、本塁打をそれぞれ1本以上打つこと」です。
「サイクルヒット」の概要
「サイクルヒット」は、野球で、1試合中に一人の選手が「ヒット」「ツーベースヒット」「スリーベースヒット」「ホームラン」を打つことを言います。
それぞれについて1本以上打てば良く、中には「ホームラン」を2本打つこともあります。
但し、野球は通常9回までで、打席は4回~5回ですので、かなり達成しにくい記録です。
パッティングのパワーだけではなく、足の速さも重要になるのです。
「猛打賞」と「サイクルヒット」の違い!
「猛打賞」は、「野球で1試合中にヒットを3本以上打つこと」です。
「サイクルヒット」は「野球で1試合中に、全ての種類のヒットを打つこと」です。
まとめ
今回は「猛打賞」と「サイクルヒット」の違いをお伝えしました。
「猛打賞はヒット3本」、「サイクルヒットはヒット全種類」と覚えておきましょう。