「資金繰り」と「資金調達」の違いとは?分かりやすく解釈

「資金繰り」と「資金調達」の違い金融・経済

この記事では、「資金繰り」「資金調達」の違いを分かりやすく説明していきます。

「資金繰り」とは?

「資金繰り」とは?

「資金繰り」とは、もとでとなる費用を必要額集めたり、もしくは運用するなど、工夫をして都合をつけていくことを言います。

つまり「資金繰りが苦しい」とは、必要なお金が足りない、運用するのに失敗した、都合がつかないといったことを言っているのです。

「資金調達」とは?

「資金調達」とは?

「資金調達」とは、何かをする時に、必要となるお金を集める、都合をつけるといった意味があります。

「彼は、なぜ資金調達ができたのだ?」「彼女が、どこから資金調達してきたのか、僕にはわからない」などと使います。

これは物事をする時の費用、仕事面などで必要なお金を集めるといった時に使われる言葉です。

「資金繰り」と「資金調達」の違い!

「資金繰り」と「資金調達」の違い!

「資金繰り」「資金調達」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は、意味として「必要なお金を用意する」という共通点があります。

「資金繰り」という言葉は、「資金の調達」「資金を運用」といった意味ですので、「資金調達」という言葉も含めていると言えます。

一方で「資金調達」ですが、これは必要となるお金、もとでなどを用意する、都合をつけるという意味です。

「お金を運用」「やりくり」といった意味合いはありません。

簡単に言うならば「資金調達」「必要なお金を用意する」となります。

このように言葉の意味を理解しておけば、どちらの言葉を選んで使うか、迷うことはないでしょう。

仕事などでお金を用意することができないという単独の理由ならば「資金調達が上手くいっていない」「資金調達ができない」と言いますが、運用、使い方、判断などが悪くてお金がなくなってしまったという場合は「資金繰りが苦しい」「資金繰りに失敗した」「資金繰りが上手くいっていない」という風に言い表します。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「資金繰り」「資金調達」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

それぞれの言葉の持つ意味を知れば、使い分けに迷うことはありません。

この記事を読んで参考にしてみてください。