「儲ける」と「儲かる」の違いを分かりやすく解釈

「儲ける」と「儲かる」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「儲ける」「儲かる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「儲ける」とは?

「儲ける」とは、思いかけず、利益を得ることという意味があります。

また得をしたという時にも使います。

「たまたまヒットを出して儲けることができたが、今は貧乏生活をしている」「彼は株で儲けることができた」「彼一人が儲けると、他の者から不満が出るのではないか」などと、使います。

「儲かる」とは?

「儲かる」とは、利益がある、儲けが得られる、得をするといった意味があります。

「この仕事をすれば、必ず儲かると言われて騙された」「儲かるかどうかわからないのに、全財産を出すことはできない」「相手の失敗で、私は儲かった」などと、使います。

「儲ける」と「儲かる」の違い!

「儲ける」「儲かる」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は、意味としてはほとんど同じです。

どちらを使っても会話や文章の意味が大きく変わることはそれほどありません。

ですが、微妙な違いがありますので、見ていきましょう。

まず「儲ける」ですが、これは利益を得る、得をするといった意味があります。

ただ、ニュアンスとして「思いがけず」といった時に使います。

狙っていたわけではない良い結果、運が良かった、という場合です。

一方の「儲かる」ですが、こちらは利益がある、儲けが得られるといった意味になります。

「儲かる」の場合は未来のことを言っていてまだ行動していない状態のこともあります。

実際に何かしらの行動があり「儲け」が得られた時は「儲かった」という風に言葉が変化します。

「これはすれば儲かる」「儲かる話がある」という言い方はよく使われますが、未来のことを言っているわけで、どこか胡散臭いといった印象もあるのではないでしょうか。

簡単にまとめますと「儲けるは思いがけず利益を得た、得をした」「儲かるは利益がある、儲けが得られる」となります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「儲ける」「儲かる」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

同じような意味を持っている言葉ですが、状態としてふさわしい方を選び使うようにしてください。