この記事では、「果肉」「果実」の違いを分かりやすく説明していきます。
「果肉」とは?
「果肉」の意味と概要について紹介します。
「果肉」の意味
「果肉」は「かにく」と読みます。
意味は、「野菜やくだもので、皮と種子との間にある身の部分のこと」です。
「果肉」の概要
「果肉」は、野菜やくだものにおいて、皮と種子の間にある食べられる部分のことを言います。
一般的に身が厚くてみずみずしく、食べごたえがあります。
これは、被子植物の種の成長に必要な養分や水分を蓄えている為であり、人間や鳥、野生動物などが好んで食べます。
味は種類により甘い、酸っぱい、渋いなど様々ですが、中には毒が含まれているものもあるので注意が必要です。
ジャムやジュースなどにくだものが使われる場合、食感を楽しむ為に「果肉」を残して作ることもあります。
「果実」とは?
「果実」の意味と概要について紹介します。
「果実」の意味
「果実」は「かじつ」と読みます。
意味は「種子植物の花の子房が発達・変化したもので、中に種子を含む」「多肉で汁が多い実のうち、食用となるもの」「精神的・肉体的な働きの成果」法律用語で収益物。 「穀物・羊毛・牛乳などの天然果実と、利息・地代・家賃などの法定果実がある」になります。
「果実」の概要
「果実」は、「くだもの」とも呼ばれ、食用で多肉多汁の実のことを言います。
日本では「水菓子」とも呼ばれ、和食のデザートとして提供されます。
基本的には食用の植物の実に使われますが、日常会話で「成果物」に対して使われることもあります。
そのくだものが個体としてある状態を表す言葉で、種類などは関係ありません。
「果肉」「果実」の違い!
「果肉」は「野菜やくだものの中身で、皮と種子の間にある食用の部分のこと」です。
「果実」は「くだもので食べられるもののこと」です。
まとめ
今回は「果肉」「果実」の違いをお伝えしました。
「果肉」は「くだものの食べられる部分」、「果実」は「くだものそのものこと」と覚えておきましょう。