この記事では、「区別」と「分別」の違いを分かりやすく説明していきます。
「区別」とは?
「区別」の意味と使い方について紹介します。
「区別」の意味
「区別」は「くべつ」と読みます。
意味は「2つ以上のものごとに対して認められる違い」「それぞれの違いに基づいて分けること」です。
「区別」の使い方
「区別」は、同じ種類のものが複数ある中で、他に違いを見つけることを言います。
例えば、同じイチゴであっても、「大きなもの」「小さなもの」に分けた場合は「区別」と言います。
実際に農家でも、大きなものと小さなものを分けて販売することで、値段が違ってくるのです。
また、同じイチゴでも品種があり、大きさが同じ、色も同じであっても、品種が違えばそれは「区別」になります。
「とちおとめ」と「紅ほっぺ」が全く同じに見えても品種により分けられます。
また、見た目で違いが分からない時には「区別がつかない」と言います。
「分別」とは?
「分別」の意味と使い方について紹介します。
「分別」の意味
「分別」は「ぶんべつ」と読みます。
意味は「種類によって分けること」です。
「分別」の使い方
「分別」は、種類によって分けることを言います。
同じ種類のものは大きさやメーカーなどに関わらず同じものとされ、全く種類が違うものは違うものとすることを「分別」というのです。
最も良く使われるのが「ゴミの分別」で、「燃えるゴミ」「ペットボトル」「燃えないゴミ」など、見た目からして違う「種類」に基づいて分けられるのです。
様々な種類のものが入り混じっている中で、それぞれの種類を見極めて分ける作業に使われます。
「区別」と「分別」の違い!
「区別」は「ものごとを違いにより分けること」です。
「分別」は「ものごとを種類により分けること」です。
まとめ
今回は「区別」と「分別」の違いをお伝えしました。
「区別は違いを見つけて分けること」、「分別は種類の違い弐より分けること」と覚えておきましょう。