この記事では、「社葬」と「個人葬」の違いを分かりやすく説明していきます。
「社葬」とは?
「社葬」の意味と概要について紹介します。
「社葬」の意味
「社葬」は「しゃそう」と読みます。
意味は「企業の社長や会長など、特別な功績を残した人が亡くなった場合に行う葬儀のこと」です。
「社葬」の概要
「社葬」は、企業の代表者や創設者など、その会社にとって特別な功績を残した人が亡くなった時に、会社をあげて執り行う葬儀のことを言います。
大企業に多く、葬儀の運営や費用などは企業が負担して、社内外からつながりのあった人が訪れる為に、数百人規模の葬儀になることもあります。
本来の目的は、故人の功績をたたえて別れを惜しむものでありますが、企業同士の交流の場も兼ねているのです。
当然その会社の後継者も参列するので、お披露目の意味もあり、その企業の社会的な権威をアピールできるなど、どちらかと言えば企業の為に行われるものです。
その為に、どこまで立派な式典を行えるかがメインになります。
「個人葬」とは?
「個人葬」の意味と概要について紹介します。
「個人葬」の意味
「個人葬」は「こじんそう」と読みます。
意味は、「一般の人が亡くなった時に行う普通の葬儀のこと」です。
「個人葬」の概要
「個人葬」は「一般葬」とも呼ばれ、普通「葬儀」としてイメージするものを言います。
故人の遺族が「喪主」になり、葬儀の中心人物になります。
「社葬」と違い、故人の栄誉を称える意味よりも、亡くなったことを惜しみ、別れを悲しむという意味が強くなります。
「社葬」と「個人葬」の違い!
「社葬」は「会社に貢献した人物の為に、社を挙げて執り行う葬儀のこと」です。
「個人葬」は「一般の人が故人を偲んで執り行う普通の葬儀のこと」です。
まとめ
今回は「社葬」と「個人葬」の違いをお伝えしました。
「社葬は会社のプライドの為」、「個人葬は故人を偲ぶため」と覚えておきましょう。