「弱腰」と「尻込み」の違いとは?分かりやすく解釈

「弱腰」と「尻込み」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「弱腰」「尻込み」の違いを分かりやすく説明していきます。

「弱腰」とは?

「弱腰」とは?

「弱腰」の意味と使い方について紹介します。

「弱腰」の意味

「弱腰」「よわごし」と読みます。

意味は「胴体の最も細くなっている部分のこと」「相手やものごとに対して消極的な態度を取ること」「意気地がないこと」です。

「弱腰」の使い方

「弱腰」は、形容動詞として「弱腰だ・である」と使ったり、名詞の修飾語として「弱腰な」と使ったりします。

主に、目の前のことに対して消極的になり、中々行動できない様子のことを言います。

「腰」は人の身体で重心がかかる部分で、ここが弱いことから「いざという時に力を発揮できない」という意味で使われる様になりました。

「弱腰」は本来権力がある人が精神的に弱くなっていることを表し、周囲の人から見て「じれったい」「頼りない」というニュアンスがあります。

「尻込み」とは?

「尻込み」とは?

「尻込み」の意味と使い方について紹介します。

「尻込み」の意味

「尻込み」「しりごみ」と読みます。

意味は「恐ろしいと思い、あとずさりすること」「気後れしてためらうこと」です。

「尻込み」の使い方

「尻込み」は名詞で、助動詞を伴って「尻込みする・した」と使います。

いざと言う時におじけ付いてしまい、前に進めなくなってしまうことを言います。

本来行動しなければいけない時に、恐ろしいと感じるものがあり、「お尻」が後ろに引けてしまう様子を表しています。

「尻込み」の場合は、精神的な状態よりも、実際に行動を取ろうとして取れない状態というニュアンスがあります。

「弱腰」と「尻込み」の違い!

「弱腰」と「尻込み」の違い!

「弱腰」「相手やものごとに対して消極的な態度を取ること」です。

「尻込み」「恐ろしいと思い、あとずさりすること」です。

まとめ

まとめ

今回は「弱腰」「尻込み」の違いをお伝えしました。

「弱腰は消極的な態度」「尻込みは怖くて進めないこと」と覚えておきましょう。