この記事では、「興奮」と「わくわく」の違いを分かりやすく説明していきます。
「興奮」とは?
「興奮」とは、物事に対して、感じるところがあり気持ちが高ぶることを言います。
また刺激によって神経の働きが活発になるという意味でもあります。
「興奮」する状態は、例えば何かに夢中になって気持ちが高ぶるということもありますし、激しい怒りを感じて言動が荒々しくなるといった場合もあります。
「レアな作品が沢山あって、思わず興奮してしまった」「彼は興奮状態がおさまらず、周りがなだめて何とか座らせた」「興奮して落ち着きがなくなった」などと、使います。
「わくわく」とは?
「わくわく」とは副詞で、期待感、喜びなどで、心が弾み平常心ではいられない様子を言います。
つまり「嬉しい時」「喜びがある時」「楽しみな時」などに使う言葉となります。
「明日は動物園に行けるのでわくわくしている」「わくわくしながら荷物の到着を待っていた」「彼女がいつか遊びに来てくれると思うとわくわくする」などと、使います。
「興奮」と「わくわく」の違い!
「興奮」と「わくわく」の違いを、分かりやすく解説します。
この二つの言葉はどちらも平常心ではない状態という意味では共通点があります。
ですが、言葉の意味が違いますので、どちらを使ってもいいわけではありません。
「興奮」とは物事に対して感じて、気持ちが高ぶるという意味です。
いい意味にも、悪い意味にも使えますので、どのような意味合いの「興奮」なのかは前後にある言葉から判断するようにします。
嬉しくて元気いっぱいになるのも、怒りで暴れたりするのも、どちらも「興奮」状態というわけです。
一方の「わくわく」ですが、この言葉は副詞です。
期待、喜びで心が弾み、落ち着きがない様子を表します。
ですから「わくわくする」というのは、その発言をした人にとっては非常に良い状態ということになりますし、悲しい時、怒っている時には使わない言葉です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「興奮」と「わくわく」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの言葉の意味を正しく理解して、ふさわしい方を選び使うようにしてください。