この記事では「良い」と「善い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「良い」とは?
「良い」の意味と使い方について紹介します。
「良い」の意味
「良い」は「よい」と読みます。
意味は、「人の行動や性質、ものごとの状態などが、適切な基準に達していること」です。
「良い」の使い方
「良い」は、人やものごとが他のものよりも優れていたり、一定の基準を超えている状態のことを言います。
基本的に「質が高いこと」「優れいる事」を表します。
人だけではなく目に見える物、見えない物に対しても使えて、「腕前」「人間関係」「雰囲気」などにも「良い」を使います。
言葉通り「良い」意味で使われる言葉ですが、「もう良い」は「放っておいて構わない」、「良い年して」は「分別がついているはずである」など、ネガティブな意味で使われることもあります。
「善い」とは?
「善い」の意味と使い方について紹介します。
「善い」の意味
「善い」も「よい」と読みます。
意味は「世の中の常識を理解して、道徳的に正しいこと」です。
「善い」の使い方
「善い」は、ものごとが正しいこと、確かであることを言います。
基本的に「道徳的に正しいこと」「親切で好感が持てること」を表します。
人の性格や本質などに対して使われ、「善行」は「優れた行い」というよりも、「道徳的に正しい行い」「人が見習うべき行い」という意味になります。
辞書では「良い」と同じ意味で掲載されていますが、人の内面の素晴らしさや徳の高さを表す時にはこちらの「善い」が使われます。
「良い」と「善い」の違い!
「良い」は「優れいているもの、質が高いものを表す言葉」です。
「善い」は「道徳的に正しいもの、徳の高いものを表す言葉」です。
まとめ
今回は「良い」と「善い」の違いをお伝えしました。
「良いは優れていること」、「善いは道徳的に正しいこと」と覚えておきましょう。