「しつこい」と「粘り強い」の違いとは?分かりやすく解釈

「しつこい」と「粘り強い」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「しつこい」「粘り強い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「しつこい」とは?

「しつこい」とは?

「しつこい」の意味と使い方について紹介します。

意味

「しつこい」の意味は、「色や香りなどの特徴が強過ぎてしまい、後まで残ること」「ものごとにこだわり過ぎて煩わしい」「うるさくつきまとうこと」です。

主に他人に対して執念深く働きかけて、嫌がられることを言います。

使い方

「しつこい」は、形容詞として「彼女はしつこい」と使ったり、「しつこい勧誘」など名詞を修飾して使われます。

副詞として使う時は「しつこく」になり、名詞形は「しつこさ」になります。

「しつこい」は、何度やっても結果がでないことに対して、特に工夫や努力もせずに同じ内容を繰り返す時に使われます。

その為に相手から嫌われる結果になることも多く、悪い意味になります。

「粘り強い」とは?

「粘り強い」とは?

「粘り強い」の意味と使い方について紹介します。

意味

「粘り強い」の意味は「粘着力が強いこと」「根気強く、諦めずにやり通そうとする様子」です。

他人に対して働きかける意味を持ちますが、良い意味を表す言葉です。

使い方

「粘り強い」は、形容詞で「彼は非常に粘り強い」と使ったり、「粘り強い姿勢」など名詞を修飾して使われます。

副詞として使う時には「粘り強く」になり、名詞形は「粘り強さ」になります。

失敗しても諦めずに工夫や改善を行い、再度挑戦する姿勢に使われ、良い意味になります。

「しつこい」と「粘り強い」の違い!

「しつこい」と「粘り強い」の違い!

「しつこい」「粘り強い」の違いを、分かりやすく解説します。

自覚

「しつこい」は、思い込みが強く相手に一方的にアプローチすることです。

「粘り強い」は、相手に嫌われていると分っていても諦めないことです。

結果

「しつこい」は、その行為自体が無駄なことです。

「粘り強い」は、その行為が何かの成果につながる可能性があります まとめ 「しつこい」「粘り強い」は、単純に「良いこと・悪いこと」という使い分けがあります。

人から評価される時には「しつこい」ではなく「粘り強い」と言われる様になりましょう。