「イヤイヤ期」と「反抗期」の違いとは?分かりやすく解釈

「イヤイヤ期」と「反抗期」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「イヤイヤ期」「反抗期」の違いを分かりやすく説明していきます。

「イヤイヤ期」とは?

「イヤイヤ期」とは?

「イヤイヤ期」とは、「どんなことに対してもすぐにイヤイヤと言って拒絶したりぐずついて暴れたりしやすい時期」のことです。

「イヤイヤ期」「生後18ヶ月頃~3・4歳頃の乳幼児期」に起こりやすく、「第一次反抗期」とも呼ばれます。

「イヤイヤ期」は、「乳幼児期の自我の芽生え・不満や要求を親(他者)にぶつけて反応を学ぶこと」などの要因によって起こるのです。

「反抗期」とは?

「反抗期」とは?

「反抗期」は上述した「イヤイヤ期(第一次反抗期)」と思春期の「第二次反抗期」に大きく分けることができます。

「反抗期(第二次反抗期)」「小学生高学年頃~中学生・高校生頃」にかけて見られやすく、 「親の価値観・世の中の常識に対する激しい反発や暴力的な拒絶」などが起こりやすくなります。

「反抗期」は、「自己アイデンティティーの確立・社会(世の中)の現実を学ぶこと・親をはじめとする大人との価値観のズレや対立・自分の理想や欲望が満たされないことへの反発」などの要因によって起こりやすくなります。

「イヤイヤ期」と「反抗期」の違い!

「イヤイヤ期」と「反抗期」の違い!

「イヤイヤ期」「反抗期」の違いを、分かりやすく解説します。

「イヤイヤ期(第一次反抗期)」「反抗期(第二次反抗期)」「子供が親の言うことを聞かなくなる時期」を意味している点は共通していますが、それぞれの年代と拒絶・反抗の内容が違います。

「イヤイヤ期」「約18ヶ月~3・4歳頃」に見られやすい「親にイヤイヤと言って泣いたりぐずついたりする時期」ですが、「反抗期」はそれよりも大きい「小学生高学年~中高生頃までの思春期」に見られやすい「親の価値観・世間の常識に強く反発して暴力的な抵抗も起こりやすい時期」である違いを指摘できます。

ただし「イヤイヤ期」「第一次反抗期」でもあり、思春期の第二次反抗期と分けて「反抗期」の一部を構成している面もあります。

まとめ

まとめ

「イヤイヤ期」「反抗期」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?

「イヤイヤ期」とは「自我が芽生えてきて、何に対してもイヤイヤと拒絶することが多くなる乳幼児期の一時期(約18ヶ月~3・4歳頃まで)」を意味していて、「反抗期」「イヤイヤ期(第一次反抗期)」も含みますが、「自己アイデンティティーを確立するため、大人の常識・指導・価値観にあえて攻撃的な反発を繰り返す思春期の一時期(小学生高学年~中学生・高校生の頃まで)」を意味している違いがあります。

「イヤイヤ期」「反抗期」の違いを詳しく調べたい時は、この記事をチェックしてみてください。