新作の映画が完成すると、この「試写会」や「舞台挨拶」が行われることが多いです。
「試写会」とは?
「試写会」とは、完成した映画の公開前に、その映画の上映を行うイベントのことで、どの映画にもある訳ではなく、一部の映画に限られます。
希望者から抽選で選ばれた人を対象に行われ、原則的に無料で参加することができます。
観た後にどんな感想をもったかのようなアンケートに答える場合もありますが、一般的にはその映画の上映が行われるだけで、映画館ではなく、各地の公会堂やイベントホールなどの場所が会場になります。
「試写」とは言いますが、上映されるのは完成している映画そのもので、その反響から内容に変更が加わるようなことはありません。
「舞台挨拶」とは?
先の「試写会」において、その映画に出演している俳優や女優、監督などが上映前、または上映後にスクリーン前の舞台で挨拶を行うことがこのように呼ばれています。
試写会の募集において、「舞台挨拶あり」とある場合には、これが行われると考えていいでしょう。
内容は、もちろんその映画についてのコメントがほとんどで、これを目当て(出演俳優や女優に会える為)に試写会に応募するという人も少なくありません。
尚、この「舞台挨拶」は、一般の上映でも行われることがあり、その場合には公開初日の決まった上映回(○時△分からの回)が対象になります。
一部の映画館のみで行われるもので、これもどの映画でもあるとは限りません。
この参加には特に抽選などはなく、その回に入場するだけで構いませんが、事前に「舞台挨拶付きの前売り券」という形のチケットの販売があった場合には、それを持参した人だけが参加できます。
まとめ
「試写会」は、ただ公開前の映画の上映があるだけですが、「舞台挨拶」は、上映時にその作品に出演している俳優などが実際に目の前で行う挨拶のことで、これは一般公開時に行われる場合もあると覚えておきましょう。
