仮想通貨の「草コイン」と「アルトコイン」の違いとは?分かりやすく解釈

「草コイン」と「アルトコイン」の違い金融・経済

この記事では、仮想通貨の「草コイン」「アルトコイン」の違いを分かりやすく説明していきます。

「草コイン」とは?

「草コイン」とは?

「草コイン」とは、全くメジャーではなく、誰も知らないような仮想通貨のことを指して使われます。

当然、それは価値も無いに等しく、1単位で1円にも満たないものも数多く存在しています。

ですが、それだけ安いからこそ、爆発力を秘めており、過去にはVergeという「草コイン」に該当する通貨が、一年間で約0. 002円から約30円まで値上がりしたことがあり、実にその価値は1万5千倍にもなりました。

つまり、100円分持っていただけで、150万円にもなったということです。

仮想通貨は、世界に1万種類以上あると言われており、そのほとんどがこの「草コイン」に当たります。

日本の取引所では、メジャーな10数種類のみ扱いとなっていますが、海外の取引所を利用すると、誰も知らないような数々の「草コイン」が保有できます。

「アルトコイン」とは?

「アルトコイン」とは?

この「アルトコイン」とは、そのような名称の仮想通貨がある訳ではなく、ビットコイン以外の仮想通貨の総称として使われている表現です。

仮想通貨の中で、ビットコインだけが知名度、時価総額(発行数×市場価格)とも突出している為、「それ以外」という解釈で、ヒットコイン以外はそのように呼ばれます。

先の「草コイン」も、この「アルトコイン」と呼ばれる中に入ります。

英語では“altcoin”と表記し、「オルトコイン」と発音される場合もあります(日本語としては、「アルトコイン」が一般的です)。

「草コイン」と「アルトコイン」の違い

「草コイン」と「アルトコイン」の違い

「草コイン」「アルトコイン」の違いを、分かりやすく解説します。

「草コイン」は、「アルトコイン」のうち、誰も知らないようなマイナーで、ほとんど価値のないものに対して使われる表現です。

1単位で1円にも満たないものがほとんどで、逆に、既に10円も価値がついているはそうとは呼ばれません。

日本の取引所で扱いのある「アルトコイン」は、どれもメジャーなものばかりなので、そう大きな値上がりも期待できませんが、「草コイン」であれば、場合によっては前述のように、1万倍以上にもなるような場合も決して珍しくありません。

まとめ

まとめ

「草コイン」「アルトコイン」は、このように違います。

「草コイン」の入手には、海外の取引所を利用する必要がある為、ちょっとした英語の知識も必要になります。

その為、なかなか手は出し難いものの、少額の投資で一攫千金の可能性を秘めている、とても魅力的な存在となっています。