扇風機の羽の「三枚羽」と「五枚羽」にはどの様な違いがあるのでしょうか。
それぞれのメリット・デメリットも併せて紹介します。
扇風機の羽の「三枚羽」のメリットやデメリット
扇風機の羽の「三枚羽」のメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
扇風機の「三枚羽」は、1枚当たりの羽根の面積が広い分、作用点が大きく、モーターの回転数が低くてもしっかりとした風量が得られます。
消費電力を抑えられれば、風切り音もあまり気になりません。
デメリット
モーターの回転数が低い状態で作動させるには一定の性能が必要で、低品質のモーターだと不具合が出易くなります。
また、羽根が大きいので成形が悪いと風切り音が大きくなり易いのです。
扇風機の羽の「五枚羽」のメリットやデメリット
扇風機の羽の「五枚羽」のメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
扇風機の「五枚羽」は、モーターの回転数を落とさなくても弱風が作れるので、モーター自体の精度を下げられて、コストダウンになります。
羽根1枚当たりの面積が小さいので、コンパクトに仕上がります。
デメリット
羽根の枚数が多い分、風量を上げようとすると消費電力がかかったり、風切り音が大きくなります。
扇風機の羽の「三枚羽」と「五枚羽」の違い!
扇風機の羽の「三枚羽」と「五枚羽」の違いは以下の通りです。
風量
「三枚羽」は、小さな動力で風量を確保できます。
「五枚羽」は、同じ動力で柔らかな風が出ます。
風切り音
「三枚羽」は、回転数を上げる程大きくなります。
「五枚羽」は、回転数を上げても「三枚羽」よりは静かです。
設計
「三枚羽」は、羽根が大きい分、設計や成形が難しくなります。
「五枚羽」は、羽根が小さい分、コンパクトに仕上がります。
まとめ
扇風機の羽の「三枚羽」と「五枚羽」にはメリット・デメリットがあります。
値段や見た目だけではなく、性能をよく比較して選びましょう。