「相談する」と「話し合い」の違いとは?分かりやすく解釈

「相談する」と「話し合い」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「相談する」「話し合い」の違いを分かりやすく説明していきます。

「相談する」とは?

「相談する」とは?

「相談する」とは、物事を決める為に他の人の意見を聞いてみたり、「話し合い」をすることを言います。

「相談役」という言葉がありますが、これは「相談」する相手となってくれる人のことです。

このような意味ですから、例えば話をしていた相手から「持ち帰り相談する」と言われたならば、その場でその人に決断はしてもらえないことになります。

また自分に心配や悩みがあってどうしていいかわからない時、誰かに助けを求めて打ち明けることも「相談する」と言います。

「親に相談する」「一人ではわからないから、先生に相談することにした」などと、使います。

「話し合い」とは?

「話し合い」とは?

「話し合い」とは、人と話をすること、お互いの考えなどを出し合うことを言います。

仕事においては「話し合い」ができるというのは好ましい状態で、ブラックな環境であれば「命令」「従う」しかありません。

「家族で話し合いをした結果、家族旅行は温泉になった」「社長と話し合い、今後の方針を決めた」などと、使います。

「相談する」と「話し合い」の違い!

「相談する」と「話し合い」の違い!

「相談する」「話し合い」の違いを、分かりやすく解説します。

この二つの言葉は同義語として解釈することができます。

ですが「相談」には「相談役」という言葉もありますように、どこか相手を頼る、良いアドバイスをもらうといったニュアンスがあります。

一方の「話し合い」は、お互いが対等な立場で、意見を出し合えるといった時に使います。

つまり「相談」は自分が頼れる相手、導いてくれるような人に対して使うことが多く、「話し合い」は意味合いとしては「相談」ではあるのですが、対等な関係性で言いたいことをお互いに言うといった印象があります。

例えば上司と話がしたい時は「ご相談があるのですが」という言い方をし、「話し合いがしたい」とはあまり使わないでしょう。

まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「相談する」「話し合い」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。

この二つの言葉は同義語となりますが、目上の人に対しては「相談する」を選んだ方がいいでしょう。