この記事では、「外装」と「外観」の違いを分かりやすく説明していきます。
「外装」とは?
「外装」の意味と使い方について紹介します。
「外装」の意味
「外装」は「がいそう」と読みます。
意味は、「建物・自動車などの大きな物で、外から見える部分の設備や装飾のこと」「荷物の外側を包んでいるもののこと」です。
「外装」の使い方
「外装」は、建物や車などの大型製品において、外側にある装飾や仕上げ部分のことを言います。
具体的には外壁や屋根など、そのものの外側を覆っているもののことです。
「外装」は、外側から見た感覚を大切にするで、デザイナーや依頼人の好みに合わせたデザインやカラーに仕上げることも多くあります。
但し、地域によっては条例などで「外装」の色や形状に規制を設けている場合もあります。
「外装」は、デザイン性だけではなく、本体を保護する役割があります。
風や雨による劣化を防ぎ、火災による延焼を防ぐなど、工夫が施されているのです。
「外観」とは?
「外観」の意味と使い方について紹介します。
「外観」の意味
「外観」は「がいかん」と読みます。
意味は「外側から見た様子のこと」です。
「外観」の使い方
「外観」は、外側から見た状態や景色のことを言い、建物や車など、大型製品に対して使われます。
その物自体は動かさずに、見る側の人が移動して見て観察する時に使われます。
基本的に自らの意思で動かないものに対して使われる言葉で、人や動物には使われません。
似た様な言葉に「外見(がいけん)」がありますが、こちらは「人の視界に入るもの」を表します。
「外観」の場合、全体を見渡すのに移動が必要な場合に使われます。
「外装」と「外観」の違い!
「外装」は「外側にある装飾や仕上げ部分のこと」です。
「外観」は「外側から見た様子のこと」です。
まとめ
今回は「外装」と「外観」の違いをお伝えしました。
「外装は外側の仕上げ」「外観は外側から見た様子」と覚えてきましょう。