「ヒモ」と「主夫」の違いとは?分かりやすく解釈

「ヒモ」と「主夫」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「ヒモ」「主夫」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ヒモ」とは?

「ヒモ」とは?

「ヒモ」とは、俗に使われる言葉で、女性の収入に頼って生活している男性のことです。

主にその女性と同居している場合に用いられ、特にこれといった職業には就いていない場合が多いですが、自分だけの収入では生活が難しい為、不足分を女性に頼っているという場合もこのように呼ばれることがあります。

語源は、海の中に潜る海女さんと、それを引き上げる役目の男性からきていると言われています。

海女さんが腰につけたロープ(紐)により、その先の水上でボートに乗っている男性に引き上げてもらうタイミングを知らせますが、女性の海女さんが水中で一生懸命働いているのに対し、男性はボートの上で待っているだけだということからです(諸説あります)。

「主夫」とは?

「主夫」とは?

「主夫」とは、一般的には夫婦のうち、女性が行う日々の家事をその代わりに行う男性です。

女性の場合は「主婦」ですが、男性なので「主夫」と表現され、読み方は共に「しゅふ」となります。

昔はあまり見聞きしない言葉でしたが、近年では「職業欄」にこのように記載することも普通になってきました。

「ヒモ」と「主夫」の違い

「ヒモ」と「主夫」の違い

「ヒモ」「主夫」の違いを、分かりやすく解説します。

「ヒモ」は、女性に頼りっきりで生活している男性のことで、「主夫」は、女性の代わりに家事を担当する男性になります。

「主夫」は、結婚している間柄での男性の役割分担になりますが、「ヒモ」は、女性と必ずしもそのような関係だとは限りません。

独身女性の家に棲みつき、そのような状態になっているというケースも多く、「主夫」は、立派な職業ですが、「ヒモ」の方は、とても褒められたものではありません。

まとめ

まとめ

「ヒモ」「主夫」は、このような言葉です。

「主夫」は、周りからは「ヒモ」だと勘違いされる場合もありますが、本質的にそれとは全く異なります。