この記事では、仮想通貨の「天井」と「底値」の違いを分かりやすく説明していきます。
「天井」とは?
「天井」は、仮想通貨では、2つ解釈で使われます。
1つは、ある仮想通貨のレートが上昇がそろそろ止まりそうだと思った時に、「ここら辺が天井だろう」といったように用いられ、直近のレート変動においての最高値という解釈になります。
もう1つも、意味としては一緒ですが、「2019年のビットコインの天井は、約150万円だった」といったような使われ方になり、ある期間のうちの実際の最高値を指します。
先の解釈では、そう思ったとしても、まだ上昇するかも知れませんが、こちらの使い方では、それこそが実績です。
「底値」とは?
「底値」は、「天井」の全く逆の解釈になります。
レートが下がっている時に「そろそろ底値になり、反発が期待できる」と使われれば、直近の最安値という意味になり、「2019年のイーサリアムは、11000円くらいが底値だった」のように使った時には、ある期間のうちの最安値としての実績の表現になります。
1日や1週間のチャートにおいて、この「天井」や「底値」をグラフによって確認したり、「天井と底値の幅がほとんどない」のように一緒に使われることも多い言葉同士です。
「天井」と「底値」の違い
「天井」と「底値」の違いを、分かりやすく解説します。
「天井」は、意味として挙げた「最高値」と言い換えても問題ありません。
尚、「さいこうち」ではなく、相場の世界では「さいたかね」と読んでください。
「底値」も、「最安値」と言い換えることができ、こちらは「さいやすね」になります。
これらは全く逆の意味になりますが、前述のように、一緒に用いられる機会も多いです。
まとめ
「天井」と「底値」は、このような違いになります。
仮想通貨は、基本的にレート変動が激しい投資対象なので、過去のこの「天井」や「底値」は、他の相場商品と比較すると、あまり参考にならないと考えておいた方がいいでしょう。