「身も蓋もない」と「元も子もない」の違いとは?分かりやすく解釈

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「身も蓋もない」と「元も子もない」の違い違い比較
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この記事では、「身も蓋もない」「元も子もない」の違いを分かりやすく説明していきます。

「身も蓋もない」とは?

「身も蓋もない」【みもふたもない】とは、言い方が率直過ぎて面白みが奪われていること、味気ない言い方をされて返す言葉も見つからない、という意味です。

「ズケズケ言う」の遠回しな言い方といえます。

「身も蓋もない」「身」は容器の本体、「蓋」は容器の蓋のことです。

つまり品物を入れようにも容器と蓋がない、品物が隠せずむき出しになってしまう状態を表しています。

慣用句の意味としては、自分の意見や気持ちを包み隠さず露骨に伝えることの例えになっており「君の言うことは意見としては正しいが、率直過ぎて言葉に相手への思いやりや趣きが感じられない」という遠回しな指摘に使われています。

カジュアルな言い方にすれば「オブラートに包んだ言い方をしていない」「言い方がストレート過ぎて、返す言葉が見つからない」ということです。

そんな言い方をしてはいけない、という意味の「それを言ったらおしまい」や、そっけないという意味の「にべもない」と言い換えることもできるでしょう。

「身も蓋もない」の例文

・『これから話すのは作り話ですが、と初めに言ってしまったら身も蓋もないのでは?』
・『何を着たって中身は一緒、なんて身も蓋もない言葉だね』

「元も子もない」とは?

「元も子もない」【もともこもない】とは、全てのものがなくなってしまうこと、また、そのため意味なく損してしまうことです。

「~をしては」「~をしたら」に続ける形が一般的です。

「元」は元手となるお金、「子」は利子のことです。

つまり「元も子もない」「元手も利子もない」という意味であり、持っていた資金をすべて失ってしまう損害を表しています。

元の意味はお金の損失を表しますが、それ以外の場面で使うことも可能な言い回しです。

基本的には「手段が正しくなかったため、本来失うはずではなかったものまで手放してしまうこと」を指摘する意味で用います。

言い換える場合は、努力を無駄にするという意味の「棒に振る」や物がだめになってしまうという意味の「台なしになる」を選ぶこともできます。

「元も子もない」の例文

・『試合に出るためハードなトレーニングが必要だと言っても、怪我をしては元も子もない』
・『いくら受験勉強を頑張ってきても、当日迷子になって試験に遅刻したら元も子もない』

「身も蓋もない」と「元も子もない」の違い

「身も蓋もない」「元も子もない」の違いを、分かりやすく解説します。

「身も蓋もない」は、ズケズケ言うこと、言い方が露骨すぎて面白みがないことです。

「元も子もない」は、必要のなかったものまですべて失ってしまうことです。

そもそも両者は使われる場面が異なっています。

「身も蓋もない」は相手の言い方が率直過ぎて思いやりがないことを批難する時に、「元も子もない」は無駄なことをして必要なものを失いそうになっている人を批難する時に使う言い回しです。

まとめ

どちらも「~も~もない」という言い回しをしているため、言葉として仲間のように思われがちですが、それぞれの意味は異なっています。

混同して言い間違えをしないよう、意味とつづりを正しく覚えておきましょう。

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