この記事では、「在宅勤務」と「テレワーク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「在宅勤務」とは?
「在宅勤務」は「ざいたくきんむ」と読みます。
意味は「会社に出勤せずに、自宅に居ながら就業する勤務形態のこと」です。
自宅を働く場所として、主にパソコンを使用して作業します。
会社とはデータでやり取りをしたり、アプリを使用してオンライン会議を開いたりする他、電話やFAXも活用することがあります。
「在宅勤務」は職種により可能・不可能が大きく分かれ、事務職やIT専門職の人が向いています。
尚、全く出社しなくて良いというところは少なく、自宅で作業をしながら週に1~2日程度出勤させたり、シフト制を導入している企業が多くなります。
「在宅勤務」の使い方
「在宅勤務」は「会社に出勤せずに、自宅に居ながら就業する勤務形態のこと」という意味で使われます。
下で紹介する「テレワーク」の一つで、就業する場所が自宅であることから「在宅」と呼ばれています。
子育て中の夫婦や、家族に要介護者がいる場合など、常に目をかけられるというメリットがある分、オンとオフの切り替えがしにくいというデメリットがあります。
「テレワーク」とは?
「テレワーク」は英語の「telework」が日本語化した言葉です。
意味は、「IT技術を利用して、時間や場所にとらわれずに就業する勤務形態のこと」です。
場所にとらわれないということは、自宅以外で会議室や出張先、空港のラウンジなど、あらゆる場所で就業できます。
「tele」は「遠方の」という意味の接尾辞、「work」は「仕事」という意味、「telework」で「遠方で働くこと」になります。
「テレワーク」の使い方
「テレワーク」は「IT技術を利用して、時間や場所にとらわれずに就業する勤務形態のこと」に使われ、大きく分けて以下の3つのタイプがあります。
「モバイルワーク」は、モバイル機器を持ち歩いて様々な外出先から仕事する形態、「サテライトオフィス」は、自分の都合の良い場所にレンタルオフィスを構えて仕事する形態、「在宅勤務」は上記で紹介した通り、自宅で就業する勤務形態になります。
「在宅勤務」と「テレワーク」の違い
「在宅勤務」は「会社に出勤せずに、自宅に居ながら就業する勤務形態のこと」という意味です。
「テレワーク」は「IT技術を利用して、時間や場所にとらわれずに就業する勤務形態のこと」という意味です。
「在宅勤務」の例文
・『在宅勤務の合間に家事をする』
・『わが社では子育て世帯に在宅勤務の制度がある』
・『在宅勤務だと無職と間違われる』
・『在宅勤務だとついダラダラ仕事を続けてしまう』
「テレワーク」の例文
・『夫は出張先からテレワークしている』
・『自宅でテレワークすると家事を手伝わされる』
・『会社にテレワーク制度があるので、思い切って郊外に引っ越した』
・『集中してテレワークしたいので、オフィスを借りた』
まとめ
今回は「在宅勤務」と「テレワーク」について紹介しました。
「在宅勤務」は「主に自宅で仕事する」、「テレワーク」は「オフィス以外で仕事する」と覚えておきましょう。