「思いつく」と「思い浮かぶ」の違いとは?分かりやすく解釈

「思いつく」と「思い浮かぶ」の違い言葉・カタカナ語・言語

この記事では、「思いつく」「思い浮かぶ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「思いつく」とは?

「思いつく」とは?

「思いつく」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「思いつく」「ある考えがふと心に浮かぶ」という意味があります。

例えば、まとまったアイデアが、ふと心に浮かんできたときに、「アイデアを思いつく」と言います。

この場合は、「閃く」と似たような意味を持ちます。

仕事がうまくいかないとき、突破口となるやり方が閃いた時、「突破口となる方法を思いつく」と、その時の心情を表現することができます。

次に、「思いつく」には「忘れていたことを思い出す」という意味があります。

例えば、仕事から帰ってきて、家でお風呂に入っているとき、明日納品しなければいけない仕事のことを思い出すかもしれません。

このような場合は、「納品間近の仕事を思いつき、会社に戻る」などという文章を作ることができます。

他にも、「思いつかなければ、大変なことになっていた」「おもいついてよかった」などという文章にできます。

「思い浮かぶ」とは?

「思い浮かぶ」とは?

「思い浮かぶ」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。

「思い浮かぶ」「」と読みます。

「思い浮かぶ」「心に浮かぶ」という意味があります。

例えば、名案が心に浮かんできたとき、「名案が思い浮かんだ」などと言います。

また、昼ご飯について考えているときに、カレーライスが浮かんできたとき、「カレーライスが思い浮かんだ」などと言います。

次に「思い浮かぶ」には「思い浮かべるの文語形」という意味があります。

「思い浮かべる」「心に浮かべる。

心に描く」
という意味があります。

この場合は、懐かしい風景を心に描いたり、思い出の場面を心に浮かべるような場面で使う言葉になります。

例えば、都会暮らしを始めたばかりの学生が、田舎の友達の顔を心に描くことがあるかもしれません。

このような時、「田舎の友達の顔が思い浮かぶ」などという文章にできます。

「思いつく」と「思い浮かぶ」の違い

「思いつく」と「思い浮かぶ」の違い

「思いつく」「思い浮かぶ」の違いを、分かりやすく解説します。

「思いつく」「ある考えがふと心に浮かぶ」「忘れていたことを思い出す」という意味があります。

一方「思い浮かぶ」「心に浮かぶ」「心に浮かべる。

心に描く」
という意味があります。

このように「閃く」という意味で、「思いつく」「思い浮かぶ」を使うことができます。

一方で、抒情的な場面や情景などを心に描くような意味は、「思い浮かぶ」にしかありません。

このように「思いつく」「思い浮かぶ」は、「アイデアを思いつく」「アイデアが思い浮かぶ」という同じ使い方ができますが、「初恋の人を心に描く」というような抒情的な場面では、「思いつく」は使わずに、「思い浮かぶ」を使うという違いがあります。

まとめ

まとめ

「思いつく」「思い浮かぶ」の違いについて見てきました。

2つの言葉の違いを知ることで、使い分けができるようになるのではないでしょうか。